エラグ酸

果実から採取される成分

エラグ酸はラズベリーやイチゴ、クランベリーやザクロといった果実から採取される成分です。
内服するとガンの進行を抑制するとされており、2012年には糖尿病予防の作用もあるという研究結果が出た、健康に対して効果的な成分の一つです。

厚生労働省が認可した成分の一つでもあり、美容分野に関してはメラニン色素を精製する酵素のチロシナーゼの働きを抑制されるものだとされています。
人の肌は紫外線や刺激などのダメージを受けるとチロシナーゼが活発に動くようになり、チロシンと結びついてメラニン色素を精製することとなります。
日焼けをしたときに肌が黒くなったり、加齢によってできてくるシミ、ソバカスなどはこのメラニン色素が原因です。

メラニン色素は人の皮膚を守るために不可欠の成分ですが、上手くコントロールできないと、こういった肌トラブルを引き起こす原因となってしまうのです。
ですので、チロシナーゼの活動を阻害するエラグ酸は、使用を続けることでメラニン色素の生成を防ぎ、肌トラブルが発生することを予防できるようになるといえるのです。
こうした美容作用が発見され、実用化されたのは比較的最近のことです。

そのため美容製品などに配合されているのはまだ多くはありませんが、化粧水や美白クリームなどにはよく採用される傾向にあります。
エラグ酸が原因で引き起こされる副作用はほとんど無いとされていますが、原料がラズベリーやイチゴという果実であるため、こうした果実に対してアレルギーを持っているような場合は、製品の説明書やボトルなどを持参のうえ、医師にアドバイスを求めるとより安心できるようになるでしょう。