エデト酸

いろいろな機能がうまく働きにくくなる

体内に有害な金属イオンが蓄積し過ぎますと、いろいろな機能がうまく働きにくくなります。
例えば、脂肪が燃焼しにくくなりこと、頭痛を引き起こしやすくなること、ストレスを抱え込みやすくなることなど多くの面で支障を来たします。

また、体にとっては、金属イオンが多量になることで有害物ととらえて、体外へ排出する為に肝臓や腎臓をフル稼働させることでかなりの負担がかかります。
化粧品も同様で、金属イオンが蓄積されますと化粧品本来の有効成分の働きを妨げることになります。
沈殿を引き起こして成分を分離させてしまったり、油性原料の酸化を早めたりといった変化を起こします。

化粧品には自浄能力がありませんので、有効成分の維持の為には外からのサポートに頼らざるを得ません。
この金属イオンが悪さをしないように不活性化させる役割を持つものがエデト酸塩になります。
品質の安定化には欠かせない成分でもあり、劣化してしまうことによる肌トラブルを防ぐ役割を担っています。

洗浄系の成分としてのエデト酸塩の役割は、必ず水を使いますので、水道水中の多価金属イオンによって洗浄力が落ちないようにサポートしています。
コンタクトレンズ用の洗浄剤などにも使われています。
化粧品の成分としてのその他のエデト酸塩の役割は、細菌の成育に必要なミネラルを不活性化することで細菌の繁殖を防いでいます。

このようにエデト酸塩は、化粧品類の本来の姿を保つ為に欠かすことができない成分ですが、人によっては肌に対する刺激を感じることがありますので、使ってみて違和感があれば一旦見合わせてみることも必要です。